はじめての土地売却 分かりやすさを心がけて解説いたします
『売却に税金がかかる場合のおはなし』②
土地を売却した時に、税金がかかる場合があります。
前回の例で、土地を売った金額3,000万円、土地を購入した時の金額2,500万円のお話をいたしました。
差し引きの金額500万円に税金がかかるというものでした。
では、ちょっとだけ例の内容を変えます。
あなた様の土地が3,000万円で売れました。
あなた様はその土地を以前、3,000万円で購入したものでした。
土地を売った金額3,000万円があなたのお手元に入ってきます。
この場合、税金はかかるでしょうか。
答えは、売った金額から、購入した金額を差し引き、その金額がゼロになるので、かからないと言っていいでしょう。
ここでひとつ気をつけて頂きたいことがございます。
土地を売った時の、契約書や領収書は、売った時に税金のことを考えるので、お手元にあるはずです。
では、購入した時の、契約書や領収書がお手元にありますでしょうか。
購入したのは何年か前のお取引の可能性がございます。無いとちょっと困ったことになってしまうのです。
これらの書類は、税金の申告をする時に必要になるものなんです。
次回に、続きます。